そして私たちは教室へ入る。
「おっはよー!」
私は元気に挨拶をした。
「由茉~!!昨日誕生日だったんだって!?
秀に聞いたよ~!!言ってよ~!!
でね、これ!スイーツ食べ放題!
今日行かない?奢るし!!」
「…莉桜落ち着いて…
えっと、スイーツ食べ放題?
行く行く!…あ、でも秀呼べる?
私一人で行けないから…」
「あ、うん!もちろん!」
「よかった。じゃあ行く!
哉斗~」
「ん?なに~?」
「今日スイーツ食べ放題行くの!
莉桜と、秀と!哉斗行ける?」
「スイーツ!?
行く行く!!」
「よかった~「なんで哉斗なの。」
湊が私を遮って聞いてきた。
「だってみんな甘いの嫌いでしょ?湊も。」
「…まぁそうだけど…」
「ごめん、湊も行く?」
「いや、いい。」
「でも怒ってるじゃん。」
「別に怒ってねーよ。」
「…ごめん。」
私は席に座った。


