アラビアンナイトの王子様 〜冷酷上司の千夜一夜物語〜

「専務、好きです」
と手を強く握ってしまう。

「……俺もかもしれないが。
 今は言いたくない」

 帰りの車の中で、もう一度だけキスをして。

 あとは、いつものように過ごした。