「…っ……美波…」 溢れ出した涙はなかなか止まらない。 「由茉ちゃん?大丈夫?」 哉斗が頭をポンポンとしてくれた。 「すみません…あの、 じゃあそろそろ帰りますね…」 涙がなかなか止まってくれず、 気まずくて私が帰ろうとしたとき 「もう少しいれば」 「橘く…」 「湊がそういってんだし、せめて落ち着くまでいたら?」 七海くんがそう言いながら ソファへ誘導してくれ、 紅茶まで出してくれた。 「あ…ありがとうございます…」 「どういたしまして」 七海くんは優しくフッと笑いかけた。