……これでもう、ケンカしないよね…?



キョトン、としてそれぞれの手を見つめるハヤトくんとリクくん。


その目がだんだんと輝いて。



『『うん!』』



ふたりは声をそろえてニッコリ笑った。



『こっちの手はぼくのだね!』

『じゃあこっちはぼくのだ!』



あたしの小さい手に、ふたりの小さな手がつながれる。