「お、おはよ……」
ビックリした。
……夢じゃ、ない。
ホントに凌空は帰って来たんだ。
昨日散々凌空と話したくせに、りくの帰国はどこかで夢だったのかもしれないと思うくらい突拍子もなくて。
そして。
……うれしい出来事だった。
「隼人と一緒に行ったんじゃなかったの?」
とっくに学校に行ったと思ってたのに。
野球部に入るんだろうし、朝練は……?
「起きらんなかった。昨日寝たのおせーし」
「でも隼人はちゃんと起きたんでしょ?」
隼人だって同じ条件なんだから、それは言い訳にならないよね。
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