誰がそんなことに紗久を巻き込むものか。 「どうしたんですか、玖音先輩。そんな大きなため息ついて」 考え込む俺に生徒会の仕事を黙々とこなしながらも質問するのは大和。 次期会長だけあって相変わらず俺と同じくらい仕事は早いし、覚えもいい。 あとついでに要領も。 「もし、もしもだぞ?俺たち百花みたいな......いや、それよりも重い重圧のある仕事を大切な人がやらないといけなくなったらさ、大和はどーする?」 俺は仕事をし続ける大和を真剣な眼差しで見つめる。