「まぁこれでお前はもう安全ってことだ」 「はい?」 「紗久は全然気づいてなかったけど、紗久ずっといろいろな生徒から魔法で狙われてたんだよ?」 「......」 怜桜の言葉に説明を入れる悠。 狙われてたってもしかして.....翼先輩とかが言ってた“よくない魔力”の原因ってこと? 「大事に至らなかったのは俺と怜桜が陰ながら守ってたから。毎回闇か水の魔法が間一髪で守ってくれてたのに何で気づかないかなー?」 おかしそうに笑う悠の声を聞きながら、私の頭の中はグルグル回転する。