「火よ、他の者を眠りへ誘え」 アホ女への衝撃で俺たちは完全に油断していた。 俺たちの姿を捉えた瑞希が渾身の魔法を俺たちに向ける。 「......っ」 やられた。 不意をつかれた俺たちはどちらも反撃することはできず。 意識を手放す前、最後に見たのは...... 「おやすみ」 アホ女を抱えて微笑む瑞希の姿だった。 ......不愉快だ。