まあいっか!昼休みにでも! …そう思ったのに。 「朝比奈先輩ー!」 昼休み、3年1組の朝比奈先輩の席にお弁当を持っていくと、面倒臭そうにこっちを見てくれた。 やっと会えた…! 「…なに」 「お弁当、一緒に食べませんか!?」 朝比奈にもついに彼女が…!なんて、周りから冷やかされる朝比奈先輩は、 「…どこで?」 心底面倒臭そうに席を立ち上がった。