次の日。
リムは、主のいない酒場にひとり佇んでいた。
特に変わったところはない。
すぐにでも扉の向こうからサーシャが姿を現すような、普段と変わらない部屋の中。
リムは一筋の涙を流す。
彼女の笑顔はどこか寂し気で、心から笑う事は決してなかった。
自分がどんなに優しい言葉を掛けても、彼女にかかった厚い闇は晴れる事はなかったのだ。
サーシャを幸せに出来る者は自分ではなかった。
自分ではサーシャを心から笑顔にする事は出来ないんだ。
あの騎士・・・。
あの騎士ならば、サーシャを幸せに出来るのか?
いや、自分が幸せに出来ないのならば、願わくば彼女を幸せにしてやって欲しい。
自分はもう、それしか願う事が出来ない。
何故なら、もうサーシャはここには二度と戻って来る事はないのだから。
「さようなら、サーシャ。君のこれからが明るい未来であらんことを・・・」
涙を拭う事なくリムはその場に座り込み、祈りを捧げた。
~fin~
リムは、主のいない酒場にひとり佇んでいた。
特に変わったところはない。
すぐにでも扉の向こうからサーシャが姿を現すような、普段と変わらない部屋の中。
リムは一筋の涙を流す。
彼女の笑顔はどこか寂し気で、心から笑う事は決してなかった。
自分がどんなに優しい言葉を掛けても、彼女にかかった厚い闇は晴れる事はなかったのだ。
サーシャを幸せに出来る者は自分ではなかった。
自分ではサーシャを心から笑顔にする事は出来ないんだ。
あの騎士・・・。
あの騎士ならば、サーシャを幸せに出来るのか?
いや、自分が幸せに出来ないのならば、願わくば彼女を幸せにしてやって欲しい。
自分はもう、それしか願う事が出来ない。
何故なら、もうサーシャはここには二度と戻って来る事はないのだから。
「さようなら、サーシャ。君のこれからが明るい未来であらんことを・・・」
涙を拭う事なくリムはその場に座り込み、祈りを捧げた。
~fin~

