それからどれぐらい抱きしめられてたかは分からない でも私はやっと流羽と繋がったことに幸せを感じていた 流羽はやっとの事で私を解放した 「ねぇ、こんなことして大丈夫なの?」 「なんで?」 「今の時期にスキャンダルなんてなったら…私責任取れないよ」 〝モデルのRyu、一般人女性と熱い夜〟 なんて見出しで何かに載ったら流羽の芸能人としての人生が… 私が青ざめた表情をしていると流羽はため息をついた 「おまえの方が分かってねーじゃん」