そして、私はとうとう、梨々香に押さえ込まれてしまった。 「優子!優子!にげて!」 必死に声をはりあげる私に、蹴りを入れる里美。 もうこれ、犯罪じゃない? お願いだから、もうこれ以上優子を傷つけないで。 「優子!」 優子は、私の目の前で綺麗な髪を里美にバッサリ切られた。 いつも手入れを丁寧にしていて、 綺麗で、サラサラで柔らかくして、いつも優しい香りがしていた髪が、 一瞬にして、バラバラと宙をまった。 優子は、それを見て唖然として、泣きわめいた。