「ってぇ。」 と、顔を歪める親父に してやったり顔の母さん。 ラブラブなのはわかったから。 「で、どうしたの?」 と聞くと、 「お前、思い出したのか?」 俺の目を見据えて聞いてきた。 思い出した?なにを? 「なにを?」 「…そうか、わかんないならいい。 病院は一時的なストレスらしいから、2日間安静にしとけよ。 じゃあな。」 「あ、愛希!なんかあったら、ラインしてね!」 と二人で俺の部屋から出て行った。