家まで送って行ってくれた二宮くん。 顔を歪めている二宮くんに、慌ててかけよかった。 「二宮くん?どうしたの?大丈夫?」 と聞くと、 「あぁ、ちょっと頭痛いだけ、」 という二宮くんに胸が苦しくなった。 「無理しないで?落ち着くまで上がっていって。 うち、一人だし。」 というと、 あぁ、わりぃ、と言って上がった二宮くん。 そんなに頭痛いんだ。 「ソファーで横になってて!」