それから、夏休みに入った私達は、 初日から、宿題をこなしていた。 私と愛希くんはスラスラ解いていくけど、 さっちゃんと川島くんは、ブーブー言って、やろうとしない。 そんなさっちゃんを立川さんは、 まだ治ってない腕をかばいながらも必死に教えている。 川島くんはというと、 彼女欲しぃぃいいいと叫び始める始末。