お気に入り同期と恋人ごっこ



「人生上手く行かないもんだな」


「それがまた面白い人生なのかもよ」


「もし朱音に彼氏が居なくて
こうして出会ってたら・・・って
今すごく思うし あの時
遠距離してたら今の人生違っただろうな」


・・・いまさらそんなことを
並べて言わないでよ。


【着いてくるか別れるか】
あたしは 悩んで泣いて泣いて
別れを選んだのに。。。


それに・・・あたし
彼氏なんていないよ
あれから彼氏・・・居ないし。


「いまさら・・・でしょ!
結局は別れてたかもしれないし」


「もしかしたらさ
オレたちって出会う運命なのかもよ
これからまた物語が始まったりさ」


「プッ」


あたしは笑いが出た。


「何を笑ってんだよ!
人が真剣に話してるのに」


「物語って言うからぁ~」


「早くあいつと別れろ!」


「・・・それは・・・
ご心配なく!!!」


「あ~あ 面白くねぇ」


「さぁ~食べたら帰って」


「冷たいやつだな
はいはい 帰りますよ」


誠はやっと腰を上げて
帰る支度をし始めた。


「誠・・・なんかありがとね」


「なんだよ!気持ち悪いな!
改まって言うなよ
まぁ オレに乗り換えしたからったら
いつでも言って!
今ならキャッシュバック付いてるよ」


「誠は携帯か(笑)」


笑って見送ることが出来た。