「今からなのに出てくんな!」
と言う誠と
「はぁ?上野?
二人して何をしようとしてるわけ?
意味わからないんだけど!」
と言う奥野さん。
「いいこと教えてやろうか?」
「もういいっす!」
「オレたちも付き合ってない」
それ今言うかな?
「はぁ?」驚いてる奥野さん。
「オレが朱音のとこを好きだと言ったのは
本当のこと 今でもやり直したいとは
思ってるけど誰かさんと同じように
『好きな人が居るから』って断られてる」
「断っててそれで
付き合ってるふりさせる?
上野のその態度よくないよ」
あたしに向かっていった。
「おいこら!
お前が言うな!
お前だって付き合ってる振りを
頼んだんだろ!」
「すみません」
「もうひとつ教えてやるよ
オレと上野は4年前に付き合ってた」
「えっ・・・」
「偶然バスケの試合で再会したんだ
あの時はびっくりしたよ
見間違えか?って」
「もしかして着いてくるか
別れるか?と選択を迫ったのって
太田さん?」
「そうだけど?」
「えー!そーなんですか
へぇ~そうなのか」
へぇへぇ~と連発の奥野さん。
「文句ある?
あの時別れてなかったら
奥野くんと朱音は知り合ってないから」
「それはわからないじゃないですか」
「別れたことをすごく後悔したんだ
だからお前たちにも
後悔して欲しくなくてオレなりの
ささやかなプレゼントのつもり」
「後悔とかしませんよ
別にオレたちそんなんじゃないですから」
「あっそう
朱音は?」
「あ・・・あたしも」



