ひとつの恋を必死に守るキミ。


そんな姿にうっかり、でも確実に射抜かれたオレ。


キミの視線の先で涼しい顔するアイツ。




『時々すごく残酷な気持ちになるんだ。

守りたいのに……全部を壊したくなる』



キミの言葉の意味をようやく理解した時、キミの想いの強さを知った。


同時に、自分の気持ちの強さも……




諦めるとか、クソくらえだ。

冗談じゃない。



追って追って、追い続けて、絶対最後はキミの隣に居座ってやる。


それが、どんなにつらい道でも――――……





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