彼女、桃子センセイは最近の俺のマイブームだ。
発言もリアクションもとにかく面白くて、全然飽きない。
退屈な学校生活でこんなに面白い人に出会えるとは思っていなかった。
「でも、リハビリとはいえ傷つくなぁ。
自慢じゃないけど女の子の手を握って、嫌がられたことなんてないのにな〜」
桃子センセイの真っ青な顔を見つめてそう言うと、センセイは真剣な顔で考えこむ。
「そうだよね、普通の女の子は結城くんみたいなかっこいい子に手を握ってもらったら嬉しいよね。
う〜ん、何で私はダメなんだろ・・・
どう頑張っても気持ち悪くなっちゃうのよ」
オブラートに包むという事を知らないのか、真正直にそんな事を言う。
やっぱり面白いなぁ、この人。
「桃子センセイ、全然フォローになってない。つーか、今の発言はむしろ傷をえぐってるから」
口ではそう言ったけど、我慢できずに俺は笑っていた。
自分の容姿が女子にものすごくうけるという事は、中学にあがる頃にはもう気がついていた。
クラスの連中は俺が女好きとか手が早いとか思っているようだけど、実際はそうでもないと思う。
単純に積極的な女子が寄ってくるから、彼女が途切れなかっただけだ。
可愛い子に告白されればそれなりに嬉しいし、好きになるかも知れないと思って付き合ってみた。
だけど、本気になることはなく、むしろ自分は非恋愛体質なんじゃないかと疑っているくらいだ。
もちろん、こんな事は他人には絶対言わないけれど。
発言もリアクションもとにかく面白くて、全然飽きない。
退屈な学校生活でこんなに面白い人に出会えるとは思っていなかった。
「でも、リハビリとはいえ傷つくなぁ。
自慢じゃないけど女の子の手を握って、嫌がられたことなんてないのにな〜」
桃子センセイの真っ青な顔を見つめてそう言うと、センセイは真剣な顔で考えこむ。
「そうだよね、普通の女の子は結城くんみたいなかっこいい子に手を握ってもらったら嬉しいよね。
う〜ん、何で私はダメなんだろ・・・
どう頑張っても気持ち悪くなっちゃうのよ」
オブラートに包むという事を知らないのか、真正直にそんな事を言う。
やっぱり面白いなぁ、この人。
「桃子センセイ、全然フォローになってない。つーか、今の発言はむしろ傷をえぐってるから」
口ではそう言ったけど、我慢できずに俺は笑っていた。
自分の容姿が女子にものすごくうけるという事は、中学にあがる頃にはもう気がついていた。
クラスの連中は俺が女好きとか手が早いとか思っているようだけど、実際はそうでもないと思う。
単純に積極的な女子が寄ってくるから、彼女が途切れなかっただけだ。
可愛い子に告白されればそれなりに嬉しいし、好きになるかも知れないと思って付き合ってみた。
だけど、本気になることはなく、むしろ自分は非恋愛体質なんじゃないかと疑っているくらいだ。
もちろん、こんな事は他人には絶対言わないけれど。



