こんにちは、神立まおです。
今回は「メリー*メリー」を読んでくださり、ありがとうございました!

冬の季節をテーマにした、ちょっぴりファンタジーな物語。いかがだったでしょうか?

なんと、公開開始が昨年11月…完結現在6月下旬…完結までたくさんの時間がかかってしまいました。すみません…

気が付けば冬が終わり、春が終わり、そして現在梅雨です。もはや梅雨明けした地域もありますよね…初夏ですね。

梅雨の季節に冬の季節の物語を完結させることになてしましました…季節外れ、すみません…

いつも書くようなバトルものではない、ゆるくて穏やかなラブファンタジーを書こうと思ったのがこの作品を書こうと思ったきっかけだったのですが、なんだかゆるくなりすぎました。

そして初期設定では、椎は大学生で親元を離れて一人暮らし、レイは小学校6年生ぐらい、と書いてありました。目を疑いました。速攻で変えました。

さらに初期のプロットには、「紗由が椎を好きになり、レイにけん制する」と書いてありました。

でも紗由はそんな強いことをレイに言えるような性格ではないなと話しを練りながら思い、最初は椎のことが好きだけど、椎とレイが両想いであることに気づき、身を引いてサポート役に回ってもらいました。紗由、ごめんね。

そしてユズについてですが、初期設定ではユズがレイを好きになり、椎とちょっとライバル関係になるとも書いてありました。でも、ユズは両親のいない椎のことをすごく気にかけているのでライバル関係になるようなことはないだろうなあと思い変えました。

こんな感じで初期の段階で色々と何を考えているのだろうと過去の自分を疑い、色々と変えてみました。

書いているうちにファンタジー要素がどんどんなくなっていき、(最後にどどっと盛り込みましたが)、これはファンタジージャンルではないなあと思って、途中でこっそりジャンル変更しています。

完結までたくさん時間がかかりましたが、椎とレイのおだやかでゆるい恋愛を楽しんでいただけたらもうそれだけで十二分に嬉しいです。

また感想やご意見等をお聞かせくださるととても嬉しいです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。



また別の作品で再びあなたとお会いできることを願って。



2016.6.26  神立まお