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「今井くん、おっはよーう!!」
朝の教室に入ってきた瞬間から無駄に声がでかい石原さん。
周りのやつらが一瞬こっちを見るくらいにはテンションが高い。
今日も相変わらずだな、と思いながらも、その声が聞こえるとなんとなく「来たな」って分かる自分がいるのが少しだけ癪に触る。
しょうがないから、今日は特別に。
「おはよ」
別に深い意味はない。ただの気まぐれだし、なんとなくそんな気分だっただけ。
それなのに、
「また今日も返してくれな……って、え!?嘘でしょ!」
と、信じられないものを見たみたいな顔でこっちを見てくる石原さん。
いや、そんなに驚くことか?ただ挨拶しただけなんだけど。
……でも、その大げさな反応を見てると、なんか変に面白くて、口元が緩みそうになるのを必死で抑える。
「今井くん、もう1回言って~!」
「やだ」


