やっぱり、さっきから話しかけてきてたのは今井くんだったんだ。今井くんから話しかけてくれるなんて、それだけで事件レベルなんだけど!?
「今井くん。私今、倒れそう」
嬉しさと衝撃で頭が追いつかなくて、思ったことがそのまま口から出る。
「なにそれ、有難い」
さらっとひどいこと言われたけど、そんなのどうでもよくなるくらいテンションが上がっている自分がいる。
やっぱり酷いね今井くん、なんて思いながらも、内心はめちゃくちゃ嬉しい。
「というか、今井くんどうしたの!?そんなに私と話したかった?しょうがないな~ジャンケンでもする?暇だしね!」
完全に調子に乗っている自覚はある。
「ふざけんなよお前」
即座に返ってきた言葉と同時に、思いっきり睨まれる。



