【大幅加筆】クール男子の取扱説明書





「祐月ー?」


「……っ……はぁ……」


「これ、重症だね」



佐倉くんが声をかけても、まともな返事は返ってこない。



「今井くん……大丈夫?」


「はぁ…………はぁ……」



ベッドの上で仰向けになって、腕を額に乗せながら苦しそうに息をしている姿を見ていると、見ているだけで苦しくなる。

代わってあげたい、なんて本気で思ってしまう自分がいた。



「んー、じゃあここは!由良ちゃんに任せようかな!」


「……………………え?」


「そうしよう佐倉くん!」


「じゃあ、行くねー」


「由良ばいばーい」



────────────ガチャ



「………………。」



え、ちょっと待って意味わかんない!!!中村と佐倉の野郎!!!覚えてろっ!!!