【大幅加筆】クール男子の取扱説明書





「聞きたいの?聞きたいの!?」



思わずテンションが上がる。

だって、さっきは本当に嬉しいことがあったから。この気持ちを誰かに聞いてほしくてたまらない。でも、ちょっとくらい焦らしてもいいよね、なんて意地悪な気持ちが顔を出す。



「いいから、早く言えよ」



中村の一言でその小さな企みは一瞬で崩れ去る。



「ごめんなさい、今言います」



素直に謝って、私はベッドの上で体勢を整えながら話そうとする。男子たちはソファに座って、何やら別の話で盛り上がっている様子……って、あれ?…………男子3人!?違和感に気づいた瞬間、思わず声が大きくなる。



「ちょっとまったぁ!!涼太さんと亜紀さんは!?」



その問いに、野村くんがあっさりと答えた。



「あー、なんか2人で女子の部屋行ったわ。子供は、この部屋で一緒に寝ろって」


「「「ええっ!」」」



思わず三人同時に声を上げる。

驚いたのは私だけじゃなかったみたいで、中村とのっちも同じように固まっている。なんっってことだ!!確かに私たちは子供だけど、でも一応高校生で、男女が同じ部屋で寝るってどういうこと!?頭の中が一気に騒がしくなる。