目の前には、綺麗な顔をした今井くんのドアップで。
息が詰まりそうなほどの近さに、思わず心の中で叫ぶ。
「~~~~~っ!!!!」
「うっさい」
私は、ここでやっと状況を理解した。
さっき今井くんに引っ張られたのは、先生がこの部屋に入ってきたからで。
そして、今は今井くんとベッドの中で。
目の前にイケメンさんがいるわけで。
声を抑えられ、胸に押し付けられる。ドキドキと胸の高鳴りで、頭の中がいっぱいになる。
「ぷはっ」
やっと解放され、布団に潜り込みながら心の中で叫ぶ。
「あ、ごめん。もういいよ」
私は、布団から出ようとした今井くんの腕をつかんで再びの布団の中へ潜り込んだ。
「好き。今井くんのことが好きなの。大好きなの……!この告白に返事をもらえますか?」
人生初の返事を聞く瞬間、胸が痛くなるほど緊張している。
玉砕覚悟だ。
それなのに、今井くんはまた私の気持を弄ぶような答えを言うんだから。
本当、困っちゃうよね。
「返事さ……もうちょっと待ってくれない?」



