【大幅加筆】クール男子の取扱説明書





「あ、そうだ。中村は佐倉くんと何があったの?」



言葉にすると、自分でも少しドキドキする。中村は一瞬言葉を詰まらせ、俯いて黙る。



「えっ、なんだ、早く言え中村!」



もどかしさが胸を押し上げる。早く知りたい、けど中村の恥ずかしそうな姿も見たい――複雑な気持ちが入り混じる。



「えっと……今日の夜話があるって言われて……この後会ってくるの」


「なんですと!?」



胸の中で小さく悲鳴をあげる。告白なのか、違うのか、気になって仕方ない。



「中村、それって!!」


「告白かも……だよね」



中村が自分で言いながら、ほんのり頬を赤くする。その姿がもう、乙女そのもの。可愛くて仕方ない。



「もし、告白だったら……答えは決まってるよね?」


「うん……もし告白だったら……付き合う…よ?」



思わず胸がぎゅっとなる。中村の可愛い顔、甘い声、少し恥ずかしそうな仕草……全部が心に刺さる。