「……写真ならさ、」
「はいっ!」
その言葉に反応して顔を上げた瞬間、今井くんが目を開けて、まっすぐこっちを見ていた。
う、わ……近い……!!!
さっきよりさらに距離が近く感じて、思わず息を止める。
「写真なら、一緒に撮ってあげるから、俺が知らない時に撮らないでよ」
……え、えっえええええええええ!!!
頭の中で一瞬何かが弾けた。
「え、今井くんいいの!?私とのツーショット!嬉しすぎる今井くん!」
「ツーショットくらい、いいけど」
「キャ「叫ぶな」
慌てて口を押さえる。そうだここバスの中だ。危ない危ない。



