「お母さんがデートの遅刻は抱きついて謝るものだと…」 「え?…っぶ…は、晴野…まさか信じたのか」 「え…嘘なんですか!!?」 「っあはは!!」 驚く私に対して、神野くんは大爆笑しています。 お母さん、酷いです。神野くんに大笑いされました。しかも笑い止めないのかお腹抱えて笑い続けていますよ。 しばらくしてようやく笑い止んだ神野くんは、あ~笑った笑ったと涙を拭いて私を見ました。 その目はとっても優しくて、でもちょっとバカにしている気もします。