し・か・え・し



あたしはパスタどころじゃなく
『どうして?どうして?』
ばかりでどこにミートスパが
入ったかわからない状態だった。


食べ終わると奈央は
その男の人が迎えに来るからと
先にお店を出ていった。


「ねっ!さっきの何?
あの二人って友達?」


「さぁ?こっちが聞きたいよ
二人の接点がわかんなくて・・・」


「気が気じゃなかったでしょ?
奈央の話にヘンテコな会話してたよ」


「えっ?マジで?」


「まぁ 対して違いじゃなかったから
奈央も変に思わなかったかも」


「ねぇ~どうしてだと思う?
こんな偶然ってあり?
どーしてぇー!」


「聞いてみたら?」


「どっちに?」


「そりゃー!セフレにでしょ!」


啓次郎に健斗のことを言ってるけど
名前も言ってないし
顔ももちろん知らないはず。


だったら?
どうして・・・???


まさかのホントに友達?


「聞いてごらんよぉ
早く!」


啓次郎にかける?
いや・・・健斗?


「帰ってからかけてみるわ」


桃華と別れアパートへ帰ってから
あたしがかけたのは
啓次郎だった。