啓吾を見るとベットに座って
手招きをしている。
「あれ?泣いてるの?」
「・・・泣いてなんかない」
思いっきりの強がり。
「ごめん!素直じゃなくてごめん
美里が健斗を好きだとわかってる
健斗も美里を好きだし
でもオレ 今自分の気持ちを伝えないと
後悔するかもしれない」
「えっ?」
「お前が広島に帰ると知って
自分も帰ろうと決意したんだ
で広島に帰る前にちゃんと
話をして気持ちを伝えようと
思ってたのに
健斗の存在が現れて 諦めるべきか?
と悩んだんだ」
健斗にも自分の気持ちを知らせて
お前が美里を好きなら諦めると
言ったそうであやさんにも
本音を聞いてもらってたって。
「あたしね
啓吾のことが好きだよ
彼女が居るのを知ってるから
言うつもりはなかった」
「えっ?健斗は?」
「健斗にも啓吾のこと言ってるよ
だからここへ連れてきたんじゃないかな?」
「マジか?だから
豪華プレゼントを持っていくって
言ったのか?意味わかんなかったよ
手に負えなくなったから
連れてきたのかと思ってた」
「あたしね お酒を飲んで意識なくても
このベットで啓吾と同じ香水の匂いがして
懐かしくて・・・ずっと啓吾のことを
思ってた」
「だから?好き好きって?」
「あたし言った?」
「ずっと言ってたよ
オレと健斗を間違ってんのか?
とか思ってた
それにオレさ 彼女なんていないよ」
「えっ?あの人は?」



