東京であったとき 全く自分のことを
知られていなかったから
これは奇跡だ!と思ったそうだ。
ちょうどその日に送迎のバイトを
探してると聞いて即受けたそうだ。
仕事終わりに話をする度に
あの時の光景が思い出されて
仕返ししてやろう!と思ったらしい。
あたしと一緒だ
あたしも健斗にそうだった。
それからはあたしと話しても
名前も啓吾を啓次郎と名乗ってるし
中学の時そんなに交流が
あったわけじゃないから
全然バレてなくて安心してたそうで
あたしがやめる日
酔ってるあたしに最低だけど
手を出したのは自分からだと。
それで終わり!と思ってたのに
1度身体を重ねると
自分の中にあった好きという感情が
憎しみより強くなってしまった。
それからセフレの関係になったのは
予想外の展開だった。
それで日を重ねるごとに
もっともっと側に居られたら
と思ってた矢先
健斗と再会したと言うのを聞いて
ヤバイと思ったそうで
それからのあたしの態度が変ったから
絶対健斗とうまくいったんだと
思ったと。
「あの頃啓次郎・・・あっ啓吾の
様子が変だったし」
「あの頃 超忙しくて
就職試験も受けに広島へ帰らないと
いけなかったし」
「なんで?こっちの大手の会社に
決まってたのに受け直したの?
親を見ないといけないとか?」
「言わない」
「そっか・・・」
「そっか・・・じゃなくもっと
突っ込んで聞けよ」
うん?
「じゃあ なんで?」
「お前を追うため」
「もー!またまたぁ~
そこは冗談いいって!
あたしのこと仕返しするつもりで
近づいてたって言われたばっかなのに
お前を追うためなんて言われてもねぇ~
それに彼女いる人にそんなこと
言われてもねぇ~」
「彼女か・・・
人の話ちゃんと聞いてるのか?」



