し・か・え・し



「あたしのお陰なので
感謝してください」


中田さんがあたしたちに言った。


「中田さんのお陰?」


「そうです!あたしが怪我をしたから
先生たちここで出会ったんでしょ?
怪我をしなかったら会わなかったわけで」


「そんなことないよ
いつかは出会うような運命なんだよ」


「わぁ~いいなぁ~そう言うのぉ
憧れるぅ!」


「だろ?」


二人はなぜか盛り上がってる。


「お二人さん?勝手に盛り上がんないで!」


「あ・・・美里だけハネにしたから
怒ってるわ」


「そーじゃなくて!!!
もー!中田さん それ飲んだら帰るよ」


「オレも!早く飯食って来よう
お大事にな」


言いたいこと言うと先に
健斗は居なくなった。


「先生のこと好きなんですねあの技師さん」


「違うよ からかってあたしの
態度を見て楽しんでりだけよ
昔からそうだったから」


「ふーん・・・」


あたしたちはまたタクシーで
学校へと帰ったのだった。