「カッコいい人だったね
何となく福士蒼汰に似てる」
「伝えとくわ 喜ぶよぉ~」
「いいなぁ~素敵な彼氏」
「もー!彼氏じゃないって
あの人ね中学時代のクラスメイトなの
それにここで働いてるなんて知らなかったし
会うのも久しぶりってところ」
「へー!そーなの?」
「そうそう!
さっ!検査結果聞こう」
名前を呼ばれもう一度外科の先生と
話をすると骨には異常ないって
捻挫だから1週間安静にしなさいと
言うこと。
「安心したねよかったぁ」
「先生ありがとね」
「中田さんのお母さん仕事で
抜けられないからって
言ってたから必ず10日以内に
保険証を持って病院へ来るように
伝えてね」
「はい・・・わかりました」
「じゃあ 帰ろうか」
「うん?いいんですか?
ほら!」
中田さんの目線をたどると
そこに健斗が白衣を脱いで立っていた。
「今から帰るの?」
「そうなの
今からならお昼に間に合うから
あれ健斗は今からお昼?」
「うん今のうちにお昼休憩
一緒になんか食う?」
「バカなことを!
そんなことできません!
すぐに帰んなきゃ」
「すぐに帰ろうが飯食って帰ろうが
学校には分かんなきゃいいんだろ!」
「こら!生徒の前で言わないの!」
「どうせ帰っても旨くねー給食だろ?」
「違いますっ!愛情のこもったお弁当!
あたしたちの頃は給食だったけど
今はお弁当です」
「へぇ 時代の流れだな
じゃあ 帰って食べないと
せっかく親が作ってくれたんだからな」
「そうです!
さぁ 帰ろうか」
「あたし喉が渇いたな
ねっ!技師さん奢ってください」
「いいよ~自販機行こう」
車椅子をあたしからもぎ取り
中田さんを押して自販機の前にいった。



