いくら媚びられたって、この部屋でこれから起きる出来事は変えられない。 あたしはスッと棒を持ちあげた。 「やめっ……」 棒の向こう側に桃乃の涙ぐんだ顔が見える。 「死ね」 あたしは一言そう言い、棒を振り下ろしたのだった……。