---------------------- でも、わたしは知ってしまった。 君の気持ちを。 新入部員が来ないかドキドキして、 だけど来なくて落ちこんだ春も。 クーラーがないせいで あつくて仕方がないのに、 欠かさず部室に足を運んだ夏も。 開けた窓から舞いこんで来た 葉でしおりを作った秋も。 同じ部室にいるだけで切なくて、 寒いのに幸せだった冬も。 一条くんと一緒にいた。 いられただけで、嬉しかった。 『放課後コイ綴り』引用 ----------------------