---------------------- おんがくが嫌いだった。 れいせいな自分だけじゃなく、 溢れるほどの激しい感情さえも かき消してしまう音楽が、 嫌いだった。 もう耐えられないと、 そう思ったから、 少年はそれを愛する少女から 距離を取った。 『畏怖』引用 ----------------------