Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「そりゃもうっ!…だからこそ、由羅はもう自分の目の前で仲間は失いたくないんだよ」


“遊びに行くのではないのだぞ?死ぬ覚悟で行けっ”


美影は、先ほどの由羅の言葉を思い出す。


「由羅は、ただお前のことが心配なんだな」

「うん…」


颯から話を聞かされて、美影にも由羅の言葉の意味が理解できた。



そして由羅たち一行は、風魔城に到着した。

幸いにも、月は雲で隠れていた。