Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

今朝までここにいたというのに、もうずいぶん前のことのように感じる。


由羅は、竜之助の墓の前に座り込む。


今日1日で、いろいろな出来事があった。


今朝、ここを離れたあと菊葉城へ向かい、義秀、幸秀と直接対峙した。


すべての恨み、憎しみが由羅を支配し、もうあと一歩のところで2人の首を討ち取れるまでに至った。


だが…。



「お前のせいだよ…竜之助」