Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

しかし由羅は、同じ攻撃は二度食わない。


鉄砲隊の弾同様にヒラリと交わすと、義秀の脇にあっという間に潜り込むと…。

銃を握る右腕に、関節技を決めた。


ゴギゴギッ…!!


骨が砕ける鈍い音が、辺りに聞こえる。



「…ぬわぁぁぁああ…!!!!なっ…なんだ、これはぁーーー…!!?」


悶絶して、落馬する義秀。


その右腕は、有らぬ方へ向いていた。