Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

由羅は、放たれた銃弾…そのすべてを躱した。


由羅にはそれができる。

なぜなら由羅は、銃弾の軌道が見えていた。


この2ヶ月の修行で、動体視力と瞬発力が格段に上がっていた。



「怯むな…!!放てっ!」


2列目に待機していた鉄砲隊が、掛け声と共にすぐさま引き金を引く。


だが由羅は避けるどころか、銃弾に正面から向かって行った。


そして構えた刀で、なんと銃弾を斬り落としていく。