Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

そこには、家族に対する最期の言葉が残されていた…。



お袋へ


お袋、体調はどうだ?

市のこともあって、家のことはすべてお袋に任せっきりで悪いとは思ってる。


でも、いい知らせがあるんだ。

俺の腕が認められて、義秀様と幸秀様の護衛を任されることになったんだ。


その代わり、これから俺は城で暮らすことになる。

常に、お二人のお側にいないといけねぇからな。