陽蔵は軽々と由羅と颯を両腕に担ぐと、その場から立ち去ったのだった。
「…しかし、私のせいで…颯がっ」
由羅の向かいには、同じく陽蔵に抱えらた颯がいた。
颯はぐったりとしていて、息をしているのかすらわからない。
その弱った颯の姿は、思わず目を背けたくなるほど。
由羅が不安そうに見つめていると、颯がうっすらと目を開けた。
「由…羅?」
「颯…!」
「…しかし、私のせいで…颯がっ」
由羅の向かいには、同じく陽蔵に抱えらた颯がいた。
颯はぐったりとしていて、息をしているのかすらわからない。
その弱った颯の姿は、思わず目を背けたくなるほど。
由羅が不安そうに見つめていると、颯がうっすらと目を開けた。
「由…羅?」
「颯…!」



