Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

闇夜に紛れて活動する由羅たち忍は、太陽が出ている日中よりも、夜にかけて目が冴えるのであった。


しかし、これまでの拷問と肩からの出血。


由羅の意識は朦朧としていた。


…そのとき。


「侵入者だーーー!!!!」


そんな叫び声がこだまとなって、地下牢にも響いた。


交代で仮眠を取っていた家来たちも、慌てて飛び起きる。


…キンッ!!キンッ!!