Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「…義秀っ」


まさか、男たちの背後にこんな大物が隠れていようとは、さすがの由羅も想像がつかなかった。


今は亡き男たちは、“踊り子椿”を攫ってくる命令を受けていた。

しかし、攫われたのは人違いだった市。


“黒蝶”の手によって、返り討ちにあった男たち。


そこで男は、“椿=黒蝶”ということを知った。


正体を知った者は、今までであれば消されていた。