Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

なんと、市を攫った男とその子分の首であった。


「こやつらは、恐れをなして城に戻って参った。その報いがこれだ」


確か、男たちは…。


“ホント、バカっすね。こいつさえ捕まえれば、俺たちお咎めなしですぜぃ”

“ああ。それに、報酬も俺たちのモンだ”


あのときの会話からして、だれかに雇われていた。

その人物について、特に探ろうとは思わなかったが…。