Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

義秀がニヤリと微笑む。


さらに、もう一つの箱から取り出された首を見て、由羅はようやく思い出した。


あの顔…。

忘れるはずもない。


“おーおー、もっと泣け泣け〜!その方が殺したときの快感が味わえるからなぁ”

“そこでボーっと、このガキが血しぶき上げて死んでいく様を見てるんだな!”


あのときの言葉が蘇る。



目の前に見せつけられた物、それは…。