Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

そして、中にある物を持ち上げる。


なにか、大きな石でも入っているのかと思いきや…。


「…………!!!!」


それを見た瞬間、由羅は息を呑んだ。


冷静な由羅でさえ、予想ができない光景が目の前に広がっていた。


家来が箱から取り出した物…。


…それは、人の首であった。


しかも、どこかで見たことがあるような顔…。



「…椿、見覚えはないか?」