Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「それも覚悟の上だ」


由羅が、鞍馬一族以外の者と結ばれることなど…決してあってはならないこと。


もし陽蔵の耳にでも入れば、一晩のうちに竜之助は消され、由羅は処分を受けるであろう。


たとえ陽蔵の実の娘とはいえ、由羅が犯したのは、免れぬことのできない大きな罪。


それもすべて覚悟の上、由羅は竜之助への想いを貫こうと決めていた。



颯との闘争から、数日後…。