由羅の目にも留まらぬ速さと、痛みを感じる間もなく、きれいに斬り落とされた腕。
男はこのことから、由羅を“黒蝶”だと断定した。
「…そうか。こんなあっさりと正体がバレてしまうとは…。殺しに慣れているというのも困りものだな」
由羅は否定しなかった。
なぜなら…。
「死にゆくお前に正体を明かしたところで、私にはなんら問題はない」
由羅は、ゆっくりと…しかし力強く刀を握り直す。
男はこのことから、由羅を“黒蝶”だと断定した。
「…そうか。こんなあっさりと正体がバレてしまうとは…。殺しに慣れているというのも困りものだな」
由羅は否定しなかった。
なぜなら…。
「死にゆくお前に正体を明かしたところで、私にはなんら問題はない」
由羅は、ゆっくりと…しかし力強く刀を握り直す。



