Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「…なにをバカなことをっ!!」

「おいおい、なにか勘違いしてねぇか?確かに解放するとは約束したが、“無事に”解放するなんて一言も言ってねぇぞ?」


男はニヤリと、不敵な笑みを浮かべる。


「…この、卑怯者っ」


ギリっと血が滲むほど唇を噛む由羅。


「んんーんんっ…!!!!」


男の腕の中で、泣き叫ぶ市。


「おーおー、もっと泣け泣け〜!その方が殺したときの快感が味わえるからなぁ」